未来は今ここに。
最新設計のロードバイクとヘルメットが連携して、ライダーが気づきにくいリスクを予測し、その危険を回避するために役立つ機能があったらいいと思いませんか。
スタイリッシュなE-アーバンバイクに、周囲を走っている自動車と通信してあなたの存在を知らせてくれる機能が搭載されていると想像してみましょう。混雑した道でドライバーからあなたが見えていなくても気づかせてくれます。
そして、スピードとエアロが新しい時代へと進化したクロスカントリーレースを席巻する新しいマウンテンバイクを思い描いてみましょう。
夢のような話に聞こえるかもしれませんが、安心してください。Canyonがこれを現実のものにします。これら4つの革新技術をそれぞれEUROBIKE 2026でお披露目します。
私たちが目指すところは明確です。より安全に、より楽しく、そして端的に言えばよりよいライドを、すべてのライダーにお届けすること。
革新技術の裏側をご紹介しましょう。
ライドをもっと安全に
ヨーロッパと北米の一般市民の意見を調査した複数の研究によると、自転車通勤であってもスポーツサイクリングであっても、安全に対する懸念がサイクリングを躊躇する主要な障壁の1つであることが示されています。
また、年間の死亡事故数や重傷事故数はこの10年で増加傾向にあります。
このため、Canyonはもっと安全にバイクに乗れるようにしたいと考え、Canyon予測機能を開発しました。
Canyon予測機能
ホイールが2つ、2つの三角形で構成された1つの非常にシンプルなエアロカーボンフレーム - 一見するだけではありきたりなバイクですが、内部には見たこともない機能が潜んでいます。バイクの頭脳と呼ぶべき機能、Cognitive Coreが搭載されているのです。
Canyonは、カメラ、レーダー、エッジAIテクノロジーを融合させて360度全周の状況を認識するバイクを開発しました。それがCanyon予測機能で、ライダーに見えないものをバイクが気づかせてくれる完全検知システムです。
さらに、搭載されている人工知能が常に周囲状況をあらゆる角度から監視するだけでなく、進路の先で路面が悪くなっていないか、横を通り過ぎようとしている自動車のドライバーが不用意にドアを開けないかといった、考えうる危険を予測します。そして、余裕を持って危険を回避できるようにCanyon予測機能が警告します。
Stingrスマートヘルメット
ライド中は常にさまざまなことに気を配らないといけません。進路の先の渋滞を探す。A地点からB地点まで移動する。そこまでの走行距離をチェックし、あとどのくらいの距離を走れる体力が残っているかを計算する。
注意すべきことはたくさんあります。
そんな中でも忘れてはいけないことがあります。走ること自体を楽しみましょう。
気が散っているときには、重要なことでも簡単に見逃してしまうことがあります。しかしStingrスマートヘルメットなら、安全性やパフォーマンスに関する必要情報をすべて把握できるようになっています。
Stingrスマートヘルメットを既存のBluetooth対応デバイスと接続すると、ライダーが気になるパフォーマンスデータがヘルメットのバイザーに表示されます。さらに、Canyon予測機能から送信された安全情報もバイザーに表示できます。
サイクルコンピューターやフィットネストラッカー、スマートフォンをいつも見ている必要はありません。Stringrスマートヘルメットは、格納式の電動ヘッドアップディスプレイ(HUD)バイザーを装備しています。バイザーは透明OLEDディスプレイとなっていて、重要性の高い情報(好みに合わせてカスタマイズ可能)を表示し、保護バイザーとしての役割も果たします。
このヘルメットには音声制御機能があり、ハンドルから手を離してサイクルコンピューターの情報表示を切り替える必要はなく、コマンドを言葉で伝えるだけでバイザー内側に表示する情報をヘルメットに指定することができます。
ヘルメットには開放型のオーディオシステムも装備されています。スピーカーが耳に近い位置に設置されていて、電話、ナビゲーション機能への命令、安全警告などの音声を伝達する一方、道路上の周囲の音を妨げず、安全性が損なわれることはありません。
気を散らすことなく純粋に走ることを楽しむ。
Roadlite:ON V2X
車両とさまざまなデバイスの間で通信を行うV2Xテクノロジーは、車両、信号機、歩行者などがリアルタイムで相互に無線通信を行い、現在すでに自動車の安全性向上に役立っています。V2Xはレーダーを内蔵しており、ドライバーが危険を早期に発見して衝突を回避したり、死角に潜むリスクを減らしたりすることができます。
V2Xは、バイクとシステム装備車両(ヨーロッパではV2X装備車両は200万~300万台と推定)同士であれば、交差点に進入する前などに直接目視しなくても互いに検知できるようにするシステムです。
この技術について初めて調査を行ってから3年後、V2XをRoadlite:ON CFの「量産仕様」に搭載しました。ハイエンドカーボンフレームをベースとするこの高性能なE-アーバンバイクは、不格好に出っ張ったりせず美しいデザインを保ったまま、アクティブな安全システムをシームレスに収納できようになっています。また、量産品として初めてこのテクノロジーを採用したバイクとなります。
右側の壁に隠れて見えないところから高速で近づく自動車がいたとします。そんなときは右のグリップが振動して瞬時に警告します。
V2Xはシンプルで直感的かつ効果的に機能します。そして、近日中にリリースされるCanyon Roadlite:ON V2Xの中核となる機能です
Lux Era
クロスカントリーレースの本質は、スピードを争うことです。そして今、そのトレンドがこれまでにないほど強くなっています。
2016年のXCO MTBワールドカップレースの平均速度は18km/hでした。それが現在では24km/hにまで高速化しています。長距離のレースでも高速化は進んでいます。現在のLeadville 100MTBの平均速度は29km/hとなっています。
フィニッシュラインにだれよりも早くたどり着きたいなら、考えうるあらゆるアドバンテージを活用しなければいけません。可能な限りバイクを軽量化し走行効率を上げるというアプローチは、何十年もの間主流となっていましたが、今はそれだけでは勝てません。
速度が上がるにつれて空力性能の重要性が増していますが、これまでのマウンテンバイクのフレームとコンポーネントでは、ライダーのポジションを空力的に完全に最適化し、それを維持したまま走り続けることはできません。
空力特性を高めるため、快適性や安全性を犠牲にするライディングポジションを選ぶライダーもいます。レース中、フォーククラウンを手で握って空力抵抗を抑えるポジションを取るのです。
ライズ角がマイナスのステムを使うのが最も簡単な解決策ですが、これはスマートな方法ではなく、効果もいまいちです。
勝利をつかむためには、さらに包括的で優秀なソリューションが必要です。
Lux Eraはこの問題を解決策しました。Lux Eraは革新的な2面カーボンコクピットを採用しました。複数のポジションを取れるため快適性と安全性が向上し、空力特性もよくなり、また長時間走り続けることができます。Lux Eraのフォークは倒立式で、フォーククラウンは空力性能に最適化されており、高速なレースほど空気抵抗が大きく抑えられます。
Lux Eraのコクピットには、心拍数、パワー、速度、距離などレースを走るライダーが把握しておきたい重要な数値を表示するディスプレイも内蔵されています。最後に挙げる特長として、Lux Eraは32インチホイールを装備しています。高速性能に最適化されているうえ、岩がちな路面でのコントロール性も向上しています。
1秒の差が表彰台の頂点に立てるかどうかを左右するレースで、Lux Eraは最大限のアドバンテージとなります。
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